2015年11月26日

グリセミックインデックス(GI)は、個人差がある

食後の血糖値上昇の度合いを示すグリセミックインデックスについては、低GIダイエットや食べる順番ダイエットなどでその数値が利用されていますが、このGIの値には個人差があるというニュースについてです。

「健康的」な食品は人によって異なる

●グリセミックインデックス(GI)のリストについて

・食品が血糖値に影響する程度を数値化したリスト。

・限られた少人数の集団での測定によって得られた値の平均値だった(GIは理論計算ではなく実際の測定値から算出する)。

●今回のニュースの報告

・1週間以上にわたって800人の血糖値をモニターしたイスラエル・ワイツマン研究所からの報告。

・食後血糖値は、年齢とBMIに関連が見られた。
・異なる人々は同じ食事を食べても、反応が大きく異なる。
・個人の反応は日が変わってもあまり変化しなかった。
・ある糖尿病前症だが肥満ではない中年女性は、トマトを食べると血糖値が急上昇した。
     ↓
GI値が食品に固有の値というよりは、個人によって変化する。

・どうしてこのような大きな個体差が存在するのか?

腸内細菌が肥満、耐糖能異常、糖尿病などに関連しているという報告が増えているが、このニュースの研究での解析の結果、ある種の細菌は食後の高血糖に関与することがわかったという。
posted by ほのぼん at 19:00| Comment(0) | 病気予防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。