子供の認知能力に運動と体重が影響する、というニュースがありました。
子供の思考能力には体重と身体活動の両方が影響する
●米国ジョージア・リージェンツ大学の研究報告
・7歳から11歳までの正常体重と体重過多の子供を調査。
・一週間に1時間以上の水泳、体操、サッカー、ダンスなどの身体活動に参加している子供は"活動的"とみなす。
・社会経済的状態に関連する差異が少なくなるように、性別と人種は正確に一致させ、親の配偶者の有無や教育レベル、年齢など、他の関連する状況もできるだけ一致させた。
○結果
@普通体重・活動的 :普通体重:活動的でない
・活動的な子供の方が、認知評価テストが、より高得点であった。
A普通体重・活動的でない : 体重過多・活動的でない
・普通体重の子供の方が、認知評価テストが、より高得点であった。
○結果からの推測
・身体活動が脳機能に差を与えることを示している。
・今回は体重に焦点をあてたが、実際に問題となるのは身体の脂肪量でありそう。
○他の研究の報告
・定期的な運動が体重過多で活動的でなかった子供の考える能力を改善。
・運動すると脳の前頭前野の活動が増加。
2015年11月30日
この記事へのコメント
コメントを書く