女性が酔った状態で妊娠すると、生まれてくる子供の2型糖尿病、肥満のリスクが上昇するかもしれない、というニュースです。
受胎時の飲酒は子どもの糖尿病リスクを高める
●豪州クイーンズランド大学からの研究報告
・ラットを用いた動物実験によって、受胎前に5単位相当のアルコールを摂取させると、胎児の発達に変化がみられることを発見した。
・"受精卵の着床前にアルコールを一定量以上摂取していると、胚発生になんらかの変化がおこり、胎児の成長に影響を与えるなんらかの要因が長期にわたる細胞プログラムを変化させ、それが子どもを後年ある種の疾患に罹り易くするようだ"と研究者は述べている。
・ラットモデルを用いて、子孫を観察することにより、子どもの中年初期の肥満と2型糖尿病のリスクが劇的に高まることを発見した。
2015年12月29日
この記事へのコメント
コメントを書く