2016年01月17日

フルクトースと脳内の報酬系と満腹感の関係

フルクトースと脳内の報酬系と満腹感の関係に関するニュースです。

参考記事
フルクトースでは満腹になれません!?
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=49907&-lay=lay&-Find

●フルクトースの一般的な知見

・フルクトースは、グルコースと同じ単糖類の一種で、果物や野菜に豊富に含まれている。

・グルコース(ブドウ糖)の摂取は、すみやかに血中のインスリン濃度を高めるが、フルクトースによる反応は限定的、といわれている。

●スイス・バーゼル大学からの研究報告

・12名の健康な若い男性を対象に、二重盲検プラセボ対照試験が実際。

・参加者はフルクトース、グルコースあるいはプラセボをチューブで摂取。

・いくつかの満腹ホルモンの変化が測定され、同時に満腹感を聞き取り調査され、さらに脳内反応をMRIによって測定。

・試験の結果、フルクトースはグルコースに比べて、満腹感を高める効果と脳内の報酬系を刺激する効果が弱いことが明らかになった。

・MRIを用いた測定から、この二つの糖には辺縁系の海馬と扁桃体領域の神経ネットワークの活性化の程度に大きな違いが見られた。ここは脳の情動と衝動を制御する領域である。
posted by ほのぼん at 14:59| Comment(0) | 病気予防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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