2016年02月12日

乳幼児期の抗生物質が腸内細菌、健康に与える影響

乳幼児期の抗生物質が腸内細菌叢に影響を与え、様々な健康への悪影響を与える、というニュースです。

参考記事
乳幼児期の抗生物質使用は成人後の疾病にリンク


●米国ミネソタ大学からの研究報告

・抗生物質の使用と腸内細菌の関連性について数百件に及ぶ研究を再検討した。

・抗生物質と腸内細菌叢の変化、そして成人期の疾患の間には強い相関がみられるというエビデンスを発見した。

・アレルギーの場合、抗生物質の使用は、免疫細胞の成熟を助けるときに鍵となる腸内細菌を除去すると推測している。除去された細菌が再び戻ってきても免疫系に一度ついた不具合はそのまま残ってしまう。

・肥満についていえば、抗生物質によって腸内細菌が変化する結果、短鎖脂肪酸の量が増加し、それが代謝に影響を与えると推測している。
posted by ほのぼん at 19:00| Comment(0) | 病気予防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。