アスピリン服用と大腸がんとの関係に関するニュースです。
参考記事
アスピリンはどうやってがんと闘っているか
●米国ミネソタ大学からの研究報告
・アスピリンを常用している家族性腺腫様ポリープ(FAP)患者と常用していない患者の各々の組織片を採取して検討を行った。
・大腸がん形成の初期に、上皮成長因子受容体(EGFR)の過剰発現が起こることを発見した。EGFRは、大腸がんの約80%の症例において過剰発現していることが知られている。
アスピリンの常用でEGFRの発現を正常化し、かなりの程度抑えられることがわかった。
・臨床試験のデータは一貫してアスピリンその他の非ステロイド性消炎鎮痛薬の使用が大腸がんを生涯リスクを低下させることを示唆している。
2016年02月19日
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