マウスの実験で、大豆が乳がんを抑制する作用をしたのに対し、イソフラボンサプリメントは促進させる作用をした、というニュースです。
参考記事
遺伝子が明かす大豆の乳がんに対する異なる役割
●米国イリノイ大学アーバナシャンペン校からの研究報告
・マウスにMCF-7ヒト乳がん細胞を注射し、その後4種類の食事を与えた。
食事の中には、@大豆粉をベースとしたもの(イソフラボンも含む)とA精製されたイソフラボンをベースとしたものの2種類が含まれていた。ともに同じゲニステイン量を含むように調整されていた。
・大豆粉食を食べたマウスでは、腫瘍抑制遺伝子であるATP2A3とBLINKが高度に発現しており、がん遺伝子であるMYBとMYCの発現レベルは低かった。
・大豆粉は全体的な免疫機能を強化していた。
・精製された大豆イソフラボンは、がん細胞の増殖を促進するがん遺伝子を刺激した。
2016年02月22日
この記事へのコメント
コメントを書く