睡眠時間が短いと夜間血圧が有意に高くなる、というニュースです。夜間の高血圧は心臓病の主要な危険因子の一つと考えられています。
参考記事
長期の睡眠不足は夜間血圧が高まる
●米国メイヨークリニックからの研究報告
・普通体重の8人(19-36歳)を対象とし、順応期間を4日間おいた後に続けて、制限睡眠(夜間に4時間の睡眠)または普通睡眠(夜間に8時間の睡眠)のどちらかを9日間、さらに続けて回復期間が3日間の合計16日間のプログラムを実施した。
血圧は各試験段階で、24時間モニタリングによって測定した。
・夜間の制限睡眠群と普通睡眠群とを比較すると、収縮期血圧/拡張期血圧は、それぞれ、平均115/64mmHgと平均105/57mmHgであった。
制限睡眠群では期待される夜間の血圧低下が抑えられていた。また、夜間の心拍数が普通睡眠群より、制限睡眠群でより高かったことがわかった。
2016年03月29日
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