2016年04月19日

スタチンと降圧剤の服用で心臓発作と脳卒中のリスクが低下

コレステロール低下薬のスタチンと降圧剤の服用によって、心臓発作と脳卒中のリスクが低下する、というニュースです。

参考記事
世界中の心臓発作と脳卒中を防ぐシンプルな方法


●カナダ・マックマスター大学などの研究

・心血管疾患の予防が可能な薬を検討するため、研究チームは21か国・1万2000人以上の患者について調べた。

・今回の調査では、コレステロール降下薬の一種スタチンと、降圧剤をそれぞれ単独で服用した場合と、スタチンと降圧剤を併用した場合の3パターンについてプラセボ群と比較して調べた。なお、対象者は心疾患のリスクが中程度で、未発症の人とした。

・結果、スタチンは"リスクが中程度で、未発症の人"に対して有意にかつ安全に心血管疾患イベントを25%減らすことが分かった。

降圧剤は、対象者全体を見た時には主要な心血管疾患イベントを減らす傾向はみられなかったが、高血圧患者に限定すると減少させることがわかった。

スタチンと降圧剤の併用をした場合、心血管疾患イベントは30%減少し、高血圧患者だけでみると40%減少していた。
posted by ほのぼん at 19:00| Comment(0) | 病気予防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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