近隣に樹木が多い環境のある地域では慢性疾患が少ない傾向がある、というニュースです。
参考記事
近所の緑は慢性疾患の低下にリンク
●米国マイアミ大学からの研究報告
・65歳以上のマイアミ・デイド郡メディケア受益者25万人に対する2010-2011年の健康データと、NASA衛星による地表写真に基づいた地域の植物環境の関係を比較検討した。
・地域の標準化植物環境インデックスが、平均値の-1SDから+1SDへと変化することで、人口千人当たりの慢性疾患患者数が49人減少することが明らかになった。これは平均余命に換算すると3年に相当する。
・同様の基準で、周辺の緑が多い地域では、糖尿病が14%、高血圧が13%、脂質異常症が10%と有意に低いことも明らかになった。
2016年04月25日
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