2016年04月28日

水銀と魚に含まれる脂肪酸と脳の発達の関係

水銀は脳の発達に悪影響を与えると言われていて、魚、特に食物連鎖の上位にいる魚の水銀含有量は高くなっていて悪影響が懸念されているが、魚に含まれる脂肪酸がその悪影響を緩和、相殺してくれる可能性がある、ニュースです。

参考記事
魚の脂肪酸が水銀損傷から脳を保護する

●米国ロチェスター大学(UR)医療センターとアイルランドのアルスター大学(UU)による研究

・1,500名以上の母親とその子どもを追跡調査した。

生後20ヵ月の時点で、子どものコミュニケーションスキル・行動・運動能力を測定するためにデザインされた一連のテストを受けた。

また、出生前の水銀曝露レベルを測定するために、妊娠時に母親の毛髪サンプルを収集した。

・その結果、水銀曝露はテスト結果の低さと相関していなかった。

妊娠中の女性の多価不飽和脂肪酸(PUFA)レベルもまた測定し、魚に含まれるn-3系として知られている脂肪酸レベルが高い母親の子どもは、ある種のテスト結果が良かったことも発見された。

肉や調理油に見られる別のPUFAであるn-6系レベルの比較的高い母親の子どもは運動能力を測定するテストの結果が悪かった。
posted by ほのぼん at 11:08| Comment(0) | 病気予防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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