寝酒によって短期的には睡眠が促されてても、長期的には身体の睡眠調節メカニズムである睡眠恒常性が乱れ、徐々に不眠になっていくかもしれない、というニュースです。
参考記事
アルコールは睡眠を調整する身体能力を阻害する
●ミズーリ大学医学部による研究
・アルコールは人の睡眠恒常性に影響し、睡眠を促進することを発見した。
・睡眠恒常性によって、人が目を覚ましている時間により体に必要な睡眠とのバランスをとっている。睡眠が不足すると、身体は睡眠の必要度を高める天然の睡眠調節物質であるアデノシンを生成する。早い時間に寝ると睡眠恒常性がずれ、夜中や早朝に目を覚ます。
・アルコールは睡眠を混乱させ、睡眠の質を低下させる。そして、利尿作用もあるためトイレに頻繁に行くようになり、朝早く目が覚めてしまう。
・アルコールを睡眠補助剤として使用すべきではない。
2016年05月20日
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