通勤、仕事、家事などを含めたトータルの身体活動量が適度に存在している人は、パーキンソン症になるリスクが低下していた、というニュースです。
参考記事
適度な量の運動でパーキンソン症リスクを低下
●スウェーデン・カロリンスカ研究所の研究者らによる報告
・広範なアンケート調査によって収集された27,863人の女性及び15,505人の男性について平均12.6年間追跡調査。
通勤による身体活動、仕事による身体活動、さらには余暇時間の身体活動などを合計して通算の一日身体活動量を分析した。
多変数調整解析モデルが用いられ、週あたり2時間未満しか家事や通勤活動に身体活動を用いない群と、週当たり6時間以上用いる群とで比較を行った。
・結果、週当たり6時間以上の身体活動を行う群では、43%パーキンソン症の発症リスクが低かった。
余暇時間の運動量のみで調査した場合は、独立した数字としてはパーキンソン症リスクの低下には関係していなかった。
2016年05月28日
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