英国の高齢者に対する調査で、人生の意味や目的を感じている人は死亡リスクが低かった、というニュースです。
参考記事
人生の意義と目的を感じられる人は長生き
●ユニバーシティカレッジロンドンの、9,050名の英国人(平均65歳)を対象にした調査
・いかに幸福感を感じているか(Eudemonic Wellbeing)を質問紙によって調査した。それはつまり人生をコントロールできているという感覚、自分のすることには価値があるという感覚、人生には目的があるという感覚の強さということであり、人々は集計結果に応じて高いほうから低いほうまで4群にランキングされた。
・8年半の追跡調査期間中に、最上位の人々の9%が死亡したのに対し、最下位の人々の死亡率は29%だった。
・人生の満足感に影響を与える、性、年齢、社会経済状態、身体的健康度、抑うつ症状、喫煙、身体活動量、飲酒や致死的な病気などの影響を排除して解析した結果、最上位の人々は、最下位の人々に比べて死亡リスクが30%低かったことがわかった。
2016年05月30日
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