2016年06月14日

クルミの摂取でアルツハイマー病のリスク低下?

マウスを使った実験で、クルミ入りの食事の摂取は、アミロイドベータタンパク質による酸化的損傷から保護する効果がある、というニュースです。

参考記事
クルミはアルツハイマー病に効くようだ


●クルミの栄養成分

・クルミには非常に多くのビタミンやミネラルが含まれており、心臓と脳の健康に有益なオメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸(ALA)の重要な供給源(1オンス当たり2.5g)が含まれている。※1オンス:約28g

●ニューヨーク州発達障害基礎研究所(IBR)による研究

・ヒトにおいては1日28-42g分のクルミに相当する6-9%のクルミをマウスに与え、その栄養補給効果を検討した。

・その結果、クルミを含んだ食事を与えられたマウスの学習能力・記憶力・不安感の減少・運動発達に有意な改善が見られた。

・研究チームは、クルミに含まれる抗酸化含有量(3.7mmol/1ounce)の高さは、アルツハイマー病に通常見られる変性からマウスの脳を保護する要因であるとしている。

・本研究は、アミロイドベータタンパク質によって引き起こされる酸化的損傷に対するクルミ抽出物の保護効果を明らかにするものである。
posted by ほのぼん at 20:03| Comment(0) | 病気予防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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