2016年06月21日

乳製品の摂取と心血管疾患、がんとの関連

乳製品の摂取と心血管疾患、がんのリスクとの関連を調べた研究のニュースです。

参考記事
乳製品は心臓病に良いらしい

●オーストラリアのモナッシュ大学とモナッシュアジア研究所による研究

・約4,000名の台湾の参加者を対象に、乳製品消費の増加が台湾の健康と長寿に及ぼした影響を検討した。

・乳製品の消費の増加が心血管疾患、特に脳卒中による死亡リスクを低くすることが観察されたが、がんのリスクとの有意な関連は認められなかった。

・乳製品を全く食べない人は、そうでない人よりも一般的に血圧やBMIが高く、 体脂肪も多かった。また週に3-7回乳製品を取り入れている台湾人は、何も食べていない人より生き残る可能性が高かった。

・乳製品の1日の消費量は、週に5サービング程度が最適だと言う。1サービングはコップ1杯の牛乳・チーズ45g・タンパク質8gに相当する。

このくらいの量だと乳糖不耐症の人でも問題が起こることはめったにないとのことである。
posted by ほのぼん at 19:00| Comment(0) | 病気予防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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