2016年06月30日

30代で肥満だと将来のアルツハイマー病のリスクが増大?

英国の観察研究で、30代に重度の肥満だと将来のアルツハイマー病のリスクが高かった、、というニュースです。

参考記事
30代の肥満が後の認知症に関連

●英国オクスフォード大学からの観察研究の結果報告

・1999-2011年にかけて英国全体の病院から肥満と診断された451,232人の診療記録を用いて解析を行った。

・30-39歳で肥満である場合、肥満でない人の3.5倍認知症のリスクが高まった。しかし、40代では1.7倍に留まり、さらに50代では1.5倍、60代では1.4倍だった。

70代になると、肥満は認知症のリスクを高めを低めもせず、80代になると、逆に太っているほうが認知症のリスクは低下した。

・年齢の影響は血管性の認知症とアルツハイマー病では異なっており、血管性の認知症は年齢が上がるごとに上昇したが、アルツハイマー病では低下した。
posted by ほのぼん at 19:00| Comment(0) | 病気予防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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