乳がんと診断される前にアスピリンを定期的に服用していた人は、乳がんのリンパ節転移の可能性が低かった、というニュースです。
参考記事
アスピリンで乳がんによる死亡が減る
●アイルランドのダブリン大学トリニティー・カレッジ(TCUD)による研究
・ステージI〜IIIの乳がん患者である2,796名の女性からのデータを分析した。
・乳がん診断の直前の年にアスピリンの処方を受けていた女性は、非利用者よりもリンパ節陽性乳がんである可能性が有意に低かった。この関係は、定期的にアスピリンの処方を受けた女性と、より高用量のアスピリンを処方されていた女性で強かった。
・本研究は観測研究であるため、女性が予防策としてアスピリンを摂取した方が良いという結論づけることはできない。そして、アスピリンには重大な副作用があることに注意する必要がある。
2016年07月01日
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