糖質制限によってIGF1受容体が陽性の乳がんの再発リスクが低下するかもしれない、というニュースです。
参考記事
糖質制限食が乳がんの再発防止に効果的かも
●米国ダートマス大学医学部による研究
・インスリン/インスリン様成長因子軸の活性化が乳がんに影響するかどうかを検証するために、腫瘍の増殖に影響する2つの因子、すなわち炭水化物摂取とIGF1受容体の状態の協同的な作用を評価することを試みた。(乳房腫瘍組織にみられるIGF1受容体の発現は、がん生存者の治療抵抗性の一因である可能性がある。炭水化物はIGF1の濃度を増加させることができる生物学的経路を刺激する。)
・その結果、IGF1受容体陽性が乳がんの再発を高めることを発見した。さらに、炭水化物の摂取の減少が、乳がんの再発の減少に結びつくことを発見した。
2016年07月22日
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