2016年08月09日

魚由来のオメガ3脂肪酸の摂取で大腸がん患者の死亡リスクが低下?

ストレスが不妊の要因の一つである可能性を示唆する研究結果のニュースです。

参考記事
大腸がん診断後のオメガ3摂取量が多い人は死亡リスクが低下

●以前の研究

・オメガ3脂肪酸は、腫瘍増殖を抑制し、悪性細胞への血液供給を抑制できることが示されている。

●米国ハーバード・メディカル・スクールなどからの研究報告

・2つの大規模長期試験に基づくもので、参加者は、調査に参加した時点での病歴や生活様式の因子について、詳細な質問票に回答し、その後、隔年でこれを繰り返した。

質問票には、大腸がんの診断結果や他の潜在的影響因子として、身長、体重、喫煙状態、アスピリンや非ステロイド性炎症薬の常用、運動に関する情報が含まれていた。

大腸がんを発症した1,659人の参加者のうち、561人が死亡した。このうち169人は、平均10.5年の追跡調査期間において、大腸がんによる死亡と分類された。

・その結果、魚由来のオメガ3が多めの食事を摂っていた人は、大腸がんによる死亡リスクが低下していた。リスク低下の程度は、摂取量が増えるとリスクが下がるといった関連がみられ、摂取量に関連しているようであった。

・ただし、本研究は観察研究であり、原因と効果について確固たる結論を引き出すことはできないことは注意すべき。
posted by ほのぼん at 19:00| Comment(0) | 病気予防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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