2016年08月24日

両親が長寿の場合の心血管疾患のリスクとの関連

親が長寿の場合、子も長生きで60〜70代での心血管疾患のリスクが低い傾向があった、というニュースです。

参考記事
両親が長生きなら、あなたも長生き!


●英国エクセター大学の先行研究

・英国バイオバンクの7万5千名のデータを解析し、長生きの両親を持つ者は冠動脈疾患、高血圧、BMI、コレステロール、中性脂肪、1型糖尿病、炎症性腸疾患、アルツハイマー病などに保護的に働く遺伝子変異の保持者が多いことを発見したと報告。

●英国エクセター大学からの研究報告

・55-73歳の18,600名の男女を平均8年間追跡調査した。

・その結果、両親が長命である者は、心血管系の障害、即ち心不全、脳卒中、高血圧、高コレステロール、心房細動などの症状が低めであることが明らかになった。

例えば、60-70代に心疾患で死亡するリスクは、両親の少なくとも一方が70歳以上まで生存していた場合、20%低下した。加えて、がんによる死亡リスクも7%低下した。

・喫煙、飲酒、運動、肥満などが重要な因子であることに変わりはないが、両親の寿命もまた予測因子として重要であるという。
posted by ほのぼん at 19:00| Comment(0) | 病気予防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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