2016年09月01日

砂糖の摂取割合と心血管疾患の死亡リスクとの関連

アメリカの調査で、砂糖から摂るカロリーの割合が高くなると心血管疾患による死亡リスクが高くなる傾向があった、というニュースです。

参考記事
砂糖の摂り過ぎは心血管疾患の死亡リスクを高める


●砂糖の摂取上限量の世界的な見解

・米国医学研究所:総カロリーの25%以下。
・WHO:総カロリーの10%。
・米国心臓協会:男性150キロカロリー、女性100キロカロリー以下。

●アメリカ疾病管理予防センター(CDC)からの研究報告

・3万人規模の国民健康栄養調査の結果を用いて、砂糖の消費量と心血管疾患の関係を検討した。平均14.6年の追跡期間中に831人が心血管疾患で死亡した。

・データ解析の結果、砂糖から摂るカロリーの割合が高くなると心血管疾患による死亡リスクが高まることが明らかになった。

カロリーの25%以上を砂糖から摂取していたグループの性年齢等調整後のハザード比は、10%以下のグループを1.00とした場合、2.75だった。
posted by ほのぼん at 19:00| Comment(0) | 病気予防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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