フィンランドでの25年間の追跡調査で、中年期に中強度の運動を行っていると記憶の維持に有効であった、というニュースです。
参考記事
中年期に活動的だと高齢になってからボケない
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=56381&-lay=lay&-Find
●ヘルシンキ大学からの報告
・フィンランドでの3050人の双子を対象とし、25年間追跡調査。
・その結果、中等度の身体活動量が記憶の維持には十分であり、もっとも不活動であった群のみが目立って認知的機能減退の高リスクを抱えているという事が明らかになった。
・全般的に、本研究では中強度の運動、例えばやや早歩きでのウォーキングなどが、25年後のより良い認知機能を予見する因子となりそうだ、と研究者は報告する。
・この関連性は中年期の高血圧、喫煙習慣教育レベル性別、肥満傾向や飲酒過剰傾向とは独立して見られるようだという。この事はつまり、身体活動による脳や認知機能への有益な作用は循環器性リスクファクターの単純な減少によってもたらされるものではないことを示唆するものだ、と研究者は指摘する。
2016年09月24日
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