乳児期の抗生物質の使用、ではなく感染症それ自体が肥満リスクを高める要因の一つかもしれない、というニュースです。
参考記事
乳児期の感染症は小児肥満のリスク因子!?
●米国健保組合大手のカイザーパーマネンテによる研究報告
・カイザーパーマネンテ北カリフォルニアに電子医療記録の残る1997年1月1日から2013年3月31日までに生まれた260,556名の小児を対象に検討行った。
・解析の結果、生後1年の間に感染症を診断され、かつ抗生物質を使わなかった小児は、感染症の診断がなかった小児比べて、後に肥満になる確率が約25%高かった。この関係は用量作用的であり、未治療の感染症の数が増えると肥満のリスクも高まった。
・対照的に、生後1年間の抗生物質の使用と肥満のリスクには関連がみられなかった。
2016年11月26日
この記事へのコメント
コメントを書く