生活満足度と死亡リスクとの関連を調べた研究のニュースです。
参考記事
生活満足度が高いと死亡リスクが減少する
●米国チャップマン大学からの報告
・50歳以上の約4,500人の対象者とし、9年間毎年、次の質問に回答してもらった"。"全体的に、あなたは人生にどのくらい満足しているか"。回答者は0-10(10が最高)の数値で回答した。
研究者は、9年間の平均的生活満足度と、経時変化における生活満足度の変動を評価した。他の因子として、年齢、性別、教育、健康状況、喫煙状況、身体活動、抑うつ症状を調査した。
・解析の結果、期間中に参加者の生活満足度が増加した場合、死亡リスクは18パーセント減少したことがわかった。対照的に、生活満足度のより大きな変動があると、死亡リスクは20%増加した。2つの掛け合わせ(平均と変動)では、経時変化とともに生活満足度がどのように変動したかに関係なく、生活満足度の高いレベルの者は、死亡リスクが減少する傾向があった。
・本研究の知見は、生活満足度が比較的低い時に限り、生活満足度の変動レベルが死亡リスクにおいて問題となるということを示唆しているという。
2016年12月19日
この記事へのコメント
コメントを書く