既婚者は未婚者よりストレスホルモンであるコルチゾールの値が低かった、というニュースです。
参考記事
夫婦のストレスホルモンは独身者より低い
●ストレスとコルチゾール
・長期的なストレスは、コルチゾール値を増加させる。
・コルチゾール値の増加は、炎症の調節機能を妨害し、多くの疾患の発症や悪化に影響する。
●米国のカーネギーメロン大学からの研究報告
・21-55歳までの健康な572名を対象とし、連続していない3日間分の唾液サンプルを採取し、コルチゾール値を測定した。さらに、既婚者と未婚者(離婚者は含まない)のコルチゾールの日内リズムを比較した。
・コルチゾール値は起床時に最も値が高く日中に減少するが、既婚者でより速く減少したことが分かった。このことが心疾患の発症予防となり、がん患者の生存期間に影響するという。
・婚姻という親密な社会関係が、ホルモンを通して健康に影響する可能性を示したと、研究者は述べている。
2017年03月01日
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