神経変性疾患の根本原因は異常タンパク質の蓄積ではなく、ストレス反応の継続？

認知症などの多くの神経変性疾患は、細胞内のタンパク質の異常な凝集を特徴とし、その異常タンパク質を除去することが模索されているが、異常タンパク質が直接細胞を殺しているわけではなく、この異常タンパク質の存在によって細胞のストレス反応が継続してしまうことが直接原因ではないか、という研究報告です。

参考記事
Are stressed-out brain cells the root cause of neurodegenerative disease?
Stress response silencing by an E3 ligase mutated in neurodegeneration
続きを読む

運動をするとイリシンが放出され、アルツハイマー病を予防？

運動をするとイリシンというホルモンが放出され、このホルモンはアルツハイマー病を予防する効果があるかもしれない、というニュースです。

参考記事
運動がアルツハイマー病を予防する新たな原因を発見！
Exercise-linked FNDC5/irisin rescues synaptic plasticity and memory defects in Alzheimer's models.
続きを読む

シフトワーク、サーカディアンリズム、アルツハイマー病との関連

メラトニン受容体1A遺伝子（MTNR1A）変化がアルツハイマー病のリスク増加と関連していて、同じ遺伝子がシフトワークによる疲労にも関連していた、という研究のニュースです。

参考記事
A gene linked to job-related exhaustion in shift workers increases the risk of Alzheimer's
続きを読む